湯原温泉
概要
湯原温泉(ゆばらおんせん)は、岡山県県北の真庭市湯原温泉・豊栄(旧:湯原町)にある温泉。温泉指南役やエコ活動、まちづくりに地域として力を注いでいる。野口冬人による諸国露天風呂番付で西の横綱にランクされた「砂湯」で知られる。また南にある下湯原温泉・足温泉・真賀温泉・郷緑温泉との5つを総称して「湯原温泉郷」とも称される。湯郷温泉、奥津温泉とともに美作三湯と呼ばれている。
播磨の名刹、書写山円教寺の名僧、性空上人が重病で倒れ、その時夢枕に天童が現れて、この湯を暗示したという。性空はその地に赴き、平癒。それ以後、薬湯として広く知られるようになった。また、豊臣政権の五大老の一人である宇喜多秀家の母堂が病を癒したといわれ、その御礼に秀家が浴室を修繕したというエピソードもある。しかし地元歴史研究家によればそれより以前、周辺でたたら製鉄が盛んになり出した弥生の中期頃からそこで働く物達の湯治に使われていたという話がある。実際、湯街の河原は、地熱が高く風呂ばかりでなく冬季には小屋を作りここで冬の寒さを凌いだことが容易に想像できる。その様な状況から有史以前より自然に湯場として利用されてきたと思われる。
奥津温泉、湯郷温泉とともに古くから美作三湯と呼ばれている。米子自動車道(湯原ICより国道313号(愛称:ロマンチック街道313)経由で車で5分)の開通に伴い、アクセスが向上、中国地方や関西の奥座敷として温泉街の規模が拡大した。
昭和31年6月15日、湯原温泉郷が国民保養温泉地に指定。湯原温泉郷は湯原の他、郷緑(ごうろく)温泉、足(たる)温泉、真賀温泉、下湯原温泉が含まれる。いずれも国民保養温泉地の指定を受けている。足、真賀は複数の旅館が見られる。
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